七イヴⅡ得・そド了

 7月22日日曜日、晴れ。
 13時。
 録画用のディスクを買いに行った。一番安いの。安すぎて心配になるので今まで避けていた。自分がこれまでしていたのが不必要に高い買い物であったとは気付きたくなく安さゆえの問題を発見したいという矛盾した願望を持つ。
 『七人のイヴ』第2巻を買うため夕方ごろにわざわざ少し遠くの本屋まで足を延ばす。
 少女歌劇のことが気になるためミュージカルのコミカライズだというその名も『舞台』も買った。
 
 『そいねドリーマー』を読んだ。『裏世界ピクニック』が念頭にあるため比較しがちな読み方になる。
 目の下にクマのある女といつも眠そうなふわふわした女の百合。完全に表紙絵通りのビジュアルが刷り込まれた状態で読み進めた。
 〈ナイトランド〉の正気を削ってくる不気味さはやはり「裏世界」に通じていて、これこそ見たいものなのだった。無機物が固まって動くことで動物的な輪郭が見えるというタイプの敵:「睡獣」、良い。ただし若干理不尽さがマイルドなのに加え、主人公たち女子高校生たちがその場で見たままの分析以上に深入りしないため理屈がゆるめ。「明晰」の語が頻出して睡獣と戦うために夢が夢であると気付いている状態を維持することの難しさことや、覚醒すると夢の内容が急速に霧散して記憶にとどめられないことなど夢それ自体の特性との戦いにもなっているところが面白い。

 覚醒サイクル正常化のため無理にでも眠ろうとして寝て起きた。